社会保障制度の課題のこと

社会保障の課題について勉強をしました。日本の社会保障制度は、次のような重要な課題の解決にせまられています。第一は、適正な給付水準の維持と財源確保の問題です。第二は、各種の社会保障制度の間に保険料、給付額、年金開始年齢などに格差がみられることです。第三は、現役世代の過重負担の問題です。公的年金制度は現在、基本的には賦課方式が採用され現役世代の保険料で高齢者の年金給付をまかなっています。賦課方式とは、年金の給付費の支払いに要する財源をその年度に調達する方式をいいます。これに対して、在職中に積み立てた保険料で定年退職後の年金をまかなうことを積立方式といいます。しかし、この方式では一定期間における支出を予測し、これに対応する保険料を賦課・徴収することになり、世代間の負担の不平等や所得再分配の面で問題があります。そのため、少子高齢化が進む中で支給開始年齢の引き上げ、支給水準の引き下げなどの改革がおこなわれてきました。第四は、社会福祉サービスが立ち遅れていることです。今回は、社会保障制度について勉強してきましたが、年金については他人事ではないのでこれからはちゃんと考えないといけないなと思いました。

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