アメリカのジャスティンガトリング選手やジャマイカのウサイン・ボルト選手は速筋比率がとても高く9秒台を出します。
ガトリンは南アメリカ系黒人でぼるとは西アフリカの黒人ですがこの人達は遺伝的に速筋が普通の人よりも多い人種です。
普通、速筋と遅筋の割合は50%ですがこのじんしゅは世界平均的に見ても圧倒的に速筋体質ですなのです。
ジャマイカ人、アメリカ系黒人の速筋と遅筋の平均割合は7:3程度と言われております。
ウサイン・ボルトやジャスティンガトリンはその国民の中から更に速筋が多く速く走れる選別された人なので彼らの筋肉は8割ぐらいは速筋だと思われます。
この割合は一流のスプリンターになる必須条件と言えるでしょう。
何故なら遅筋派の方で10秒0台を出した人は居ません。
それに対して速筋派の黒人たちは9秒台を出しています。
白人の筋線維比率は大体50:50で世界平均
黄色人種に至っては30:70で遅筋優位です。
アジア人で9秒台を出したスプリンターは中国の選手ですが日本や韓国などのアジア国家ではいまだ9秒台は存在しません。
このデーターからも分かるように速筋の多い人種の中から選りすぐりされたスプリンターが一流のスプリンターになる必須条件と言えるでしょう。
何もアジア人だからと言って一流のスプリンターになれない訳では決してありません。
日本では彼らは紛れもなく一流スプリンターである事は事実です。
しかし世界に目を向けてみると一流なのか・・・?
ジャマイカやアメリカ、中国、フランスなどの国のスプリンターは9秒台を出しています。
一流の定義が”ほんの一握りの成果を出す”だとすれば日本人スプリンターは世界では一流とは言えないでしょう。
9秒台を出す選手が一人でも表れれば一流の名にふさわしいとは思いますが。
つまり、何が言いたいのかというと、速筋が多い人種のスプリンターがより一流のスプリンターになれる可能性を秘めているという事です。
何も人種に限らず日本人の中でも速筋比率の多い人は存在します。
分かりやすい例が元ハンマー投げ金メダリストの室伏広治です。
彼は速筋比率がべらぼうに高い。それ故瞬発力が必要とされる競技で金メダルをとても多く獲得できた。
このように、彼のような速筋体質の方であればスプリントの世界でも金メダルをもぎ取れる可能性は非常に高い訳です。
速筋、遅筋のどちらの筋線維が多いのか?それはスポーツ遺伝子検査キットで知る事が可能です。